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2009年2月

尿管結石始末記11

■2009/02/11(水)~十一日目
夜中右下腹部が「ピキーン!」と前兆を発する。「うっ!」となり起きる。
時間は4:30……そんな時間か。そのままじっとしていると、その後痛みは生じず。
大丈夫なのか?このまま寝ていても……これまで右半身を上にして寝る事がなかった。
たまには姿勢を変えてみよう。右半身を上に(左肩を下に)してみる。
なんだか右下腹部がピリピリ来る感じがする。でも感じがするだけで、痛みはこない。
暫くこの姿勢を続けてみよう。

8:30になり痛みもない。錠剤を飲むため、朝食を摂らねば。
今日は休日だ。事務所に行く必要もない。明日はそのまま入院になるかもしれない。
バッグに着替えなど詰めておこうか。
<この時9:00くらい>

昼食後も今のところ痛みは来ない。今日はこのまま過ごせるかな?
そして夕飯時になっても痛みはないので、夕食を買いに行ってみるか。
尿管結石とわかってから肉を食べてないな。まあ食べたいと言う欲求も沸かないけど。
<この時17:00くらい>

夕飯後の一服時間も痛みはない。気のせいだろうか?左下腹部に何か違和感が……
気のせいだろう。つ~か、そう思いたい。
左右同時に尿管結石ってありえるんだろうか?…そんなの怖すぎる…
今日は明日の検査に備えて早めに寝よう。
22:00に就寝。

尿管結石始末記10

■2009/02/10(火)~十日目
きっと、うとうとしていたのだろう。ゆらゆらと目が覚め何時かな?時計を見ると1:00か。
腹や腰は?うん大丈夫だ。今のところ痛みはこない。
なんて考えていたら、右下腹部が気になって仕方ないので、無理にでも寝よう。
目を瞑り寝ようと念ずる……しかしこんなことしてると余計に目が冴えてくる。
ああ~どうしよう?眠れそうもないぞ。
姿勢を変えると痛み出すかもしれないので、なかなか動けない。困ったもんだ。
何時間が過ぎたのだろう?またうとうと状態から覚めた。そろそろ朝だ。
うむ。今のところ痛みはない。このまま治っちゃえばいいのに~
そして朝。いつものように朝食後の錠剤を飲み、事務所へ。
昨日ボルタレン使用後からもう16時間以上経っても、今のところ痛みはなし。
今日は良い日だ~
<この時10:00くらい>

10:30になり、腰が痛み出す。うぐぐぐ……いてぇ~
そして右下腹部も痛み出す。事務所でこんなに痛み出すとは……無視かな?このままでは…
少し堪えてみるが、やっぱり無理。11:30にボルタレン使用。
これで持ってきたボルタレンはもうないぞ。痛みが引いたら今日は帰ろう。
11:50頃に痛みが和らいでくる。やっぱり20分後か。

今日はずーっと横になったり起きてみたりの繰り返し。何も出来ないな。
そして困った事に、なんだかお腹の調子もよくないぞ(いわゆる下痢っぽい)
座薬入れて何か腸がおかしくなったのか?くそ~何でこんな時に……
ああ~早く治したい。そんな風にすごして夕食、シャワー、一服。
しかしまた右下腹部が痛み出す。
20:45にまたボルタレン使用。今日二度目。21時過ぎに効いてきた。
ふぅ~良かった。今夜もこれで眠れるか?
22:00に就寝。

中間報告

病院へ行ってきたトクナガです。

ここのところ痛みがなくなっていましたが、夕べ(本日未明)に再度痛みを発し、今日病院へ行ってきました。

そしたら~新しい結石が落ちてきた模様。

なんてこったい…まだ前の結石が出ないうちに新しいのが発生とは…

しかし、痛いっ!

現在二つの石を抱えた状態のトクナガでした。

尿管結石始末記9

■2009/02/09(月)~九日目
そんなこんなで全く眠れず、汗をかくばかり。
時計を見ると00:35か。もういいだろう。
今夜はこの時、ボルタレンを使用。
また20分の我慢だ。と思っていたら、今夜は10分くらいで効いてきた。
00:45に痛みがとれてきて、00:55(20分後)にはいつもの通り痛み解消。
ふぅ~これで眠れるだろう。

8:30頃に起床。朝食後にいつものように錠剤を飲む。
そのまま事務所へ。事務所へ着いて暫くすると、右腰が痛み出す。
「くぅ~いてぇ~」事務所内を歩き回り、椅子に座り姿勢を正し瞑想状態。
すると痛みが引いていく。
<この時10:30頃>

昼になり食事制限に叶った?メニューのお弁当を食べる。食後錠剤を飲む。
ふぅ~なんか慢性的に右下腹部&腰が痛む。
14:00頃に一人来訪者あり。その後痛みが取れないので退社。
帰宅後も痛みは治まらず。暫く堪えてみる…堪え難きを堪え忍び難きを忍び…(玉音放送か?)
やっぱりこれは堪えきれないので、ボルタレンを使用することに。
<この時17:00頃>

いつもなら20分後には効いてくるのに、おかしいな?まだ痛むぞ。
う~む、まさかボルタレンも効かなくなってきたのか?
でもその10分後(投薬30分後)に痛みが引いてくる。よかった……
今のうちに夕食、シャワーを済ませてしまおう。
今日はあまり具合が良くないので、早々に就寝。
<この時21:00くらい>

尿管結石始末記8

■2009/02/08(日)~八日目
相変わらず腰が痛む。右下腹部も痛み出した。もう限界だ。何時だろ?時計は2:10を表示。
昨夜入れてから24時間以上経過している。もうボルタレンを使おう。
そして2:30に痛みは解消。ふぅ~よかった。これで眠れる。今夜もありがとうボルタレン!

今日は、この悪夢のような傷みを発した日から一週間目だ。
今日まで何も変わらないが、痛みの原因がわかっただけでも気持ち的に楽だ。
一週間前はなぜこんなに腹が痛むのだ?食あたりか?それにしてもこの痛みは尋常じゃないぞ。
とか、不安だらけであった。今不安なのは、この痛みがいつ起きるか?それが一番ドキドキする。
7:00には目が覚めていたが、9:30頃になり起床する。
朝食代わりのバナナを食べ錠剤を飲み普通の生活をする。

そう『普通』の生活だ。今日は少し具合がいいぞ。痛みもあまりない。
12:00に昼食を摂り錠剤を飲む。うむ、痛みは来ない(嬉しい)

改めて思う。この『普通』の生活が出来なくなったのは一週間前だ。
この一週間、健康の有り難味がわかった。これまでこれと言って病気らしい病気はしたことがない。
風邪だって最近ではあまりひいたことがない。
それなのに、たった『1センチ』(大きいのか小さいのかよくわからぬが)の石(結石)により、
まともな生活が送れぬ。痛くない時はいたって健康人だが、痛み出すと重篤患者だ。
もし完治したら(多分するのだろう)これまでと同じ食生活は慎もう。

インターネットによると、気をつけなければいけない食事はこんな感じだ。
----
【尿管結石の食事制限】
<過剰摂取禁止>
塩分、動物性たんぱく質(肉)、ビタミンC、紅茶

【尿酸値の食事制限】
プリン体の多い食品
<極めて多い:制限>
鶏レバー、マイワシ干物、イサキ白子、あんこう肝酒蒸し、鰹節、煮干し、干し椎茸

<多い:制限>
豚レバー、牛レバー、カツオ、マイワシ、大正エビ、マアジ干物、さんま干物

<アルコール:制限>
ビールは麦芽由来のプリン体を多く含んでいるので原則禁止
プリン体の比較的少ない、焼酎、ウイスキーなどの蒸留酒を奨励
<尿酸値を上げない許容量>
・ビール   :中ビン1本(500ml)
・ワイン   :グラス1杯(200ml)
・ウイスキー :ダブル1杯(60ml)
・日本酒   :1合(180ml)
・焼酎お湯割り:グラス2杯程度(200ml)
----
どれもこれも、これまで普通に食していたな。
特にアルコールは焼酎はあまり飲まずにそれ以外だったもんな。真逆だったんだな。

17:00になっても今日はなんだか調子がいいぞ。このまま夜も乗り切りたいな。
しかし夕食後、錠剤を飲んで一服していると、18:30頃に腰&右下腹部が痛み出す。
「いってーーー」「ヴーーーム」と耐えてみる。
床にひっくり返り足を高く上げて凌ぐ。約30分して漸く痛みが緩和された。
この間にシャワーして寝る準備してしまおう。
19:30にまた痛み出す。何とかこらえながら「天地人」を見る(ストーリーがちっとも頭に入らない)
それでも徐々に痛みが和らいでくる。今日も早めに、21:00就寝。

横になったはいいけど、昼間調子が良かったのに夜になって痛みが出る。
色々姿勢を変えてみて、右腰を少し上げた状態が一番楽だった。それも少しの間だけ。
<この時22:30くらい>

まだボルタレンは我慢だ。少なくても日付が変わるまでは……

尿管結石始末記7

■2009/02/07(土)~七日目
まだ夜の明けない時分に目が覚める。やはり右下腹部がぎゅるぎゅると痛んでいる。
ああ痛い。今何時だろ?時計を見ると午前4時。
ボルタレンを入れてから、ちょうど5時間だ。やはり5時間しか効かないのか…?
右腰に手を入れて少し高くしてみる。これはなんだか良い感じだ。
この姿勢で少し様子を見る。すると徐々に痛みが緩和されてきた。
まだ少し寝ていたい。今日は土曜日だ。一日寝ていてもOKだ。
でも朝食後の錠剤は飲んでおかないとな。痛み止めだし。
バナナを食べて錠剤を飲む。そしてまた横になる。
何時間が過ぎただろう?また少し右下腹部が痛み出す。ぎゅうむむむ…
<この時10:00くらい>

足を立てて痛みが引くのを待つ。12時頃になり漸く痛みが引いてくる。
痛みがないうちに食事しておこう。
昼食を摂り錠剤を飲み、一服。
慢性的な痛みになってしまった感のある右下腹部。
しかし耐えられるうちは、薬をなるだけ使わないように思い、夕飯が過ぎシャワーも済ませ、
テレビを見ながらインターネットで、尿管結石や尿酸値について調べながら痛みを紛らわす。
だが痛みはたまに感じなくなるだけで、朝からほぼ一定の痛みを生じている。
そろそろ寝てしまおう。
<この時23:00くらい>

尿管結石始末記6

■2009/02/06(金)~六日目
今夜もこのまま朝を迎えられますように。
……しかし願いは叶わず奴はやってきた!ドーン!(音はしない)の前触れ。
あ、、来た。これはやばい。
<この時1:00くらい>

まだ1時かあ、早いよなあ、ボルタレンを使うには。
しかし痛みは一向に引く気配はない。
意を決し、ボルタレンを使うことに。
そして20分経過。やっぱり痛みが引いていく。
痛みを我慢してるよりボルタレンを使った方が楽かな?でもこれって段々効かなくなるんだろうな。
なので我慢できるまでは我慢しよう。
漸くうとうと…
そして朝。時計を見ると6時。そろそろ5時間か。また痛むかなあ(ドキドキ)
しかしどうやら大丈夫そうだ。時間もどんどん過ぎて起きる時間。
<この時8:30くらい>

パンを食べて錠剤飲んで、事務所へ。
普通に過ごせた。また普通に。(涙)
もうこうなると普通の生活が懐かしい。
来週月曜日の決算打合せを今日に変更して頂き、午後外出。
電車の中はドキドキハラハラ。だって電車の中で発作的に痛み出したらどうにもならんぞ。
しかし打合せ終了まで痛みはなし。
…と言うか税理士の先生の事務所でコーヒー&お茶を頂き、トイレに行っていないので、なんだか尿意が。
その尿意を我慢していたのがいけないんですね。
帰宅時にもう腰が痛い。歩いている時、電車に乗っている時、腰を叩きながら我慢。
帰宅後直ぐにトイレに。ふぅ~…なんだか腹部の張りがなくなり痛みも引いた感じ。

そんなこんな、これまでの厭な痛みを後日振り返られるように、この始末記を書こうと思い立つ。
(なのでこれより過去分は、思い出しながらこの日に書きました。反省の意味も込め)

一段落したところで夕飯。もうこのところ、コンビニおにぎりのみの夕飯。
これで十分。今までドカ食いしていたのが原因の一端もあるので、反省しながら食べる。
錠剤を飲みシャワーを浴びて、一服していると……
なんだか今日は右下腹部よりも腰の方が痛むな。
そんなうちにどんどん腰が痛んでくる。おいおいまだ早すぎるよ……
<この時19:30くらい>

寝転んでみたり歩き回ってみたり、しかし痛みは変わらない。
寝転がって右足を高く上げてみる。すると、少しだけど楽になった。
この姿勢は実は、この症状を発した2月1日にも経験した事なのだ。
痛みが少しだけど和らぐって言うのかな。こうして痛みがひどくならないうちにシャワーを浴びよう。
<この時21:00くらい>

どうにもこうにも痛みが引かない。
このままでは眠れぬ。しかしまだボルタレンのお世話になるには時間が早い気がする。
どうしよう……迷った挙句、少し横になって様子をみよう。
<この時22:00くらい>

横になっても腰の痛みがひどい。今夜は右下腹部よりも腰だ。
どうしよう、もう我慢の限界に近づいたようだ。
仕方ない。ボルタレンを使おう。
23:00にボルタレンを挿入。そしてほぼ20分後に痛みが引いていく。
なんて時間に正確なんだ。今夜もありがとう。ボルタレン様。
そして、就寝。

尿管結石始末記5

■2009/02/05(木)~五日目
今夜もまたあの痛みがやってくるのか…
なんだか右下腹部・腰が気になってなかなか眠れぬ。
なんとなく痛みは来るものの、耐えられないほどのものではない。
そんな不安な夜が明け、朝~
やった!今日はボルタレン様のお世話にならずにすんだ!

そして普通に事務所へ行き、普通に過ごす。
なんて普通が素晴らしいんだ。普通ってステキ。
毎日普通に過ごしたい。
今日も早めに帰って、夕飯用にコンビニでおにぎりと明日の朝食用にパンを買う。
レジでなにやらくじを引いたら、当たった!
嬉しい!ここ数日厭な思いをしているだけに、なんだかわからぬが嬉しい!
景品はカップ春雨でした(嬉しい!)
食後に錠剤を飲み、言われていたように水分を多く摂る事に心がけ、シャワーを浴び今夜も早めに就寝。
<この時22:00くらい>

尿管結石始末記4

■2009/02/04(水)~四日目
きっと寝ていたのだろう。
しかし夜中の1:00頃、右下腹部にドーン!という(音はしない)前触れのような痛みが…
くぅ~またか…ボルタレンは看護婦さんが間隔を5~6時間は空けて使用するように言ってたよな。
そんな事考えながら30分が経過し、痛みは引かず。
これは本格的に痛くなる前にボルタレンを使おう。
トイレに行き、神様挿入!
そして約20分、痛みが和らぎそして引いていく。
すごいなボルタレン様は。そしてようやくまた睡眠。
何時間が過ぎたのだろう?気がついたのはまたしても右下腹部の痛み。
ドーン!…ああ~まただ。何時だ今?
時計を見ると6:30…まだそんな時間かあ。
さっき入れたのは1:30だから、ちょうど5時間経ってるか。
この時は何の迷いもなく、即ボルタレン様のお世話に。
そして20分経った頃、やはり痛みが引いていく。
これって5時間おきに痛みが復活するんだろか?

そして夜明け。病院へ行く準備。9時から診察開始なので少し早めに到着するように出る。
8:50頃病院着。受付してもらい、今日は泌尿器科へ。
へぇ~最近の病院は受付するとポケベルのようなものを渡してくれるのね。
これで順番が来るとお知らせしてくれるようだ。
そして私のベルが鳴る。
泌尿器科の受付に行き、早速診療の開始。
昨日の医者「状況はどうですか?」
私「昨夜1:30頃と、今朝6:30頃に痛みの前兆のようなものがあったので、ボルタレンを使いました」
医者「そう。やっぱり石はそのままなんだね」
昨日撮ったCT画像を見せてくれる。
医者「ほらこの白いのが石だよ。大きさは、そうだね…1センチくらいか」
1センチ……でかいよね?そんなのオシッコしても出てこないよね?
医者「まあ1週間様子を見ましょう」
私「あ、はい。1週間はこの状態のままなんですね」
医者「1週間後にもう一回CT撮って変わりなかったら、病院を紹介しますからそちらで入院・手術となるけど、いいかな?」
病院を紹介?ここでは出来ないのかしら?
医者「うちはそう言う機械がないから、泌尿器の専門の病院を紹介しますからね」
私「よろしくお願いします」
医者「じゃあ1週間は長いからお薬を多めに出しておきますね」
来週12日13時の予約を取って退室。

総合受付に戻り受診カードを出し暫し待つ。
するとポケベルが鳴り、画面に診療費が表示されている。すご~い、この機械。
会計を済ませ、次回はCTを撮りますからまた造影剤注入する時は同意書に署名してくださいって言われる。
はいはい。署名しますよ。よろこんで!
薬が出るまで暫し待つ。
薬ができて錠剤は1種類になっていた。抗生物質がなくなったのね。
そして大漁…大量のボルタレン様!
<この時10:00くらい>

事務所へ行き夕方までいて、この日はおしまい。
今日はおにぎり程度の夕飯にしようと、コンビニに寄り帰宅。
食後に錠剤を飲み、シャワーを浴び今日も早めに就寝。
<この時22:00くらい>

尿管結石始末記3

■2009/02/03(火)~三日目
日曜日から始まったこの腹痛。明らかに何かおかしい。
この日は朝から近所の医院に行く。
先生に症状を説明し、もしかしたら盲腸ですかね?と聞く。
レントゲン、血液検査、尿検査など一通り終える。
先生の指圧でも痛みはなく「押しても痛くないの?」の問い。
私「はい、まったく」
先生「レントゲンを見る限り、右側にガスが溜まってるようだね」
私「盲腸とかではないんですか?」
先生「盲腸なら押したりしたら痛むんだよね」
私「そういう症状はありません。何か腹の内側から腸付近を思いっきり摘まれるような感じです」
先生「血液検査は明日の昼頃にならないと出ないから、今日はとりあえず排便を促す座薬を出しておきますね」
そして帰宅後、早速もらった座薬投入。
<この時9:40くらい>

そして1時間ほどして、またしても「ずどーーーんっ!」と右下腹部が激しい音を立てる。
「んがーーーっ!」転げまわる。
排便はどうなったのだ?まだ時間的に作用は起きないのか?気絶…
<この時12:20くらい>

ケータイの着うたが鳴ってる…正気に戻る。誰だろ?
こんな時に限って、見知らぬ電話番号からケータイに着信。
「あー、あたしだがね、今日帰ってくるのか?」(年配のおばさんの声)
「はぁ~?」(私)
「帰ってくるのか?」(再度おばさん)
……帰ってくるのかって、あんた誰?
「番号間違っていませんか?」(私)
「あれ?」(おばさん)→そのまま切りやがった。
もうこんな時に何故間違え電話なんかしてくるのだ?しかも痛みに苦しんでいる私に……
(後で電話番号を調べると、京都府南丹市の局番であった。0771-44-xxxx)
<この時12:34くらい>

全く症状緩和されず。たまらず先ほどの医院へ電話。
私「せ、せんせぃ…座薬投入後、2時間ほど経ちますが一向に排便が起きないどころか、お腹痛いんですけど」
先生「座薬は中身だけ入れたんですよね?銀色の外包み破りましたよね?」
私「…(当たり前だがね)は、はぃ(痛)、中の白いものを入れました」
先生「あ、そう。じゃあ、今から来てください」
体を折り曲げながら、顔も歪ませながら、数十メートル離れた医院へ向かう。
昼時なのでサラリーマン&OLさんがいっぱい歩いてる。
私の苦痛に満ちた姿を見て、皆さん変に思ったことだろう。直ぐに医院に到着。
看護婦さん達「大丈夫ですか?」
私「(大丈夫じゃないからまた来たのだ)ぁ、はぃ、なん、とか…」
先生「ああ、大分苦しそうだね。我慢できない?」
私「こ、これで我慢してるんです」
先生「じゃあ病院を紹介するからちょっと待ってて」
近所の病院へ電話で患者(私のこと)の症状など伝えてる模様。
そして紹介状を書きながら先生「これ持って行ってこの病院の内科の総合受付に出して」
私「ぁ、ぁりが、とぅごじゃりました…」
看護婦「タクシー呼びましょうか?」
私「ぉねがい、、しますぅ…」
タクシーが来るまで医院の待合で転げまわる。
そんな時、医院の受付の女性「大変そうね。あの、これお願いします」
そう言って出したものはお会計。
……言葉にできない……
1200円の治療費?紹介状費?を払いながらタクシーがやっと到着。
タクシーに転げながら入り、紹介された病院までを告げると、運転手さんもただ事でない状態を察知。
<この時13:00くらい>

タクシーの運転手さん無線で連絡を取りながら早く行ける道をどんどん進む。
途中、サイレンを鳴らした救急車が追い越して行くのを見ながら、一緒に着いて行っちゃえばいいのにと無理な妄想。
健康な時なら歩いても10分ほどの病院へ13:20頃に到着。
タクシーの運転手さんにお礼を言いながら支払いを済ませ、病院の急患口から転げ入る。
案内で総合受付の場所を聞く。直ぐそこだった。

持参した紹介状と健康保険証を出し、「早く何とかお願いします」と懇願。
受付の女性「これに記入してください」と受付カードのようなものを出す。
私「今じゃなきゃダメ?」もう限界……その場に倒れる。
先ほど案内のところにいた男性が「大丈夫ですか?」と駆け寄り、他の看護婦も来る。
受付の女性「これに記入を…」
案内の男性「それは後で書いてもらえばいいじゃない」
私「(そーだよ。あとで書くよぉ…)」と心でつぶやく。
車椅子を用意するように指示が飛び、それに担がれ座らされ内科治療室へ。
先生・看護婦入り乱れて「あら?急患の方?」などこのあたりは記憶が飛んでる。

この頃になると右下腹部に加え、その後ろ側の腰も痛む。
ベッドに横にさせられ、シャツをたくし上げられる。
女医「あら?このお腹は痛くなってから膨らんじゃったの?」
私「ぃぇ…元からこぅ、、です」
女医「あ、そう。じゃあエコー見てみましょうね」とローションを腹に塗られ、冷たい金属を押し当てられる。
誰かわからないけど「ああ、腎臓が開いてるね」「脂肪肝だね」そんな事が聞き取れた。
「尿管結石かもね」と聞いた事あるようなないような名を耳にした。
…尿管結石…盲腸じゃなかったんだ。

なにやら点滴が始まり、女医「痛いよね?痛み止め注射しようか?」
私「ぉねがぃ、、します」と懇願。
女医「麻薬系だから眠くなるかもしれないよ」
もういっそのこと眠ってしまいたい…
注射と同時に採血もし「尿も取りたいんだけど出る?」と女医。
私「さっきの医院で尿を出しちゃったんで、今すぐ出るかどうかわかりません」
そして女医「まだ眠くならない?」
私「はぃ。まったく、、痛みも変わりません」
女医「あ、そう。少し量が少なかったかな。この体格だもんね。今度はもう少し多めに入れるね」
多めにとは、多分麻薬系という注射量のこと。

先にレントゲンとCTスキャンを撮るように指示が飛び、車椅子に乗りレントゲン室へ。
レントゲンが終わり、CTスキャンは順番待ちとの事で、また治療室へ。
女医「まだ痛い?」
私「はぃ。来た時と何も、、、変わりません。んがぁーー(痛)」
この頃は目も開けられず、ぐっと歯を食いしばっていた頃。
二つ目の何やらわからぬ点滴開始。
そして女医「CT撮る時に造影剤を入れるから、この同意書にサインしてくださいね」
目を開けられる状態ではないが、指示されたところに署名する。
女医「中身ちゃんと読みましたか?」って…
なにが書いてあるんだかちっとも頭に入ってこない文章を読んでみる。
私「あ、、はぃ。読みました。結構です」(意味わからず適当に答える)

そしてCTの順番が来る。この移動時に気持ち悪くなり、吐きそうになる。
実際には吐かなかったけど。
生まれて初めてCTスキャンの、あのドーナツ状の機械を経験。
造影剤入れます。息吸って、はいとめて。そのまま楽に~(あぁ、、楽にしてくれ~)
それほど時間もかからずCT終了。
治療室へ引き返し、暫くするとCTの結果が出た模様。
<この頃はもう時間がはっきりしない>

男性の医者「ああ、出てるね。尿管結石キレイに写ってるね」
(尿管結石って何?)
男性の医者「健康診断ではなんとも言われなかったの?」
私「昨年12月初めに受診しましたが、その時はこれと言って…」
医者「尿酸は?」
私「あ、尿酸値が高いって言われてました」
医者「やっぱりね。原因は尿酸かもね」
女医「お酒飲むの?」
私「はぁ、、飲みますぅ」
女医「今後はお酒やめて、食事も減らして、運動して痩せるのね」
私「はあ、ありがとうございます」(もう頭の中では何言われてもお礼を言う不思議状態に)
女医「体重、身長は?」
私「79キロくらいで170です」
女医「じゃああと15キロ痩せないとね」
私「はあ、ありがとうございます」(壊)
看護婦さん達も皆「運動しなきゃ痩せないわよ」とか「太りすぎよ」とか言いたい放題。
看護婦さん「この痛みを繰り返したいのならお酒飲めばいいのよ」って…
私「はあ、ありがとうございます」(完全崩壊)

痛みは全然引かないんだよ……ぐぅ~
医者「痛み引かないみたいだから、ボルタレン入れておいて」
ボルタレン?なんだろ?ボルタレンって聞こえたよな…
看護婦さん「じゃあ右向いて横になってください。ズボン少し下げますね」
素直に言う事聞く私。
お尻に何か入った。しかしそんなの全然痛くもなんともない。とにかく下腹部と腰が…
看護婦さん「はい、もう普通に寝ていいですよ」
仰向けに戻り、足を立てた状態で苦痛に耐える。
それからどのくらいが経ったのだろう……20、30分くらいか?
なんだか痛みが引いてきた。あれ?もしかして治ったかも?
そして目を開けてみる。
うむ。痛くなくなってきた。……痛くない。
看護婦さん「あら?痛みなくなったの?」
私「あ、はい。和らぎました」
看護婦さん「やっぱりボルタレンは効くわね」
ボルタレン……すごいぞ!ボルタレン!万歳!ボルタレン!
そして診断の結果、今日はこれで帰っていいと。明日の午前にまたおいでと。
<この時17:00くらい>

総合受付に行き、会計をしようとすると受付の女性「このカードに記入を」(君は蛇か?)
私「あ、先ほどはすみませんでした」と書き込む。
お会計を済ませ、お薬を受け取る。
その薬の中には、錠剤2種類と神様「ボルタレン!」(座薬)
自宅に帰り、何も食べるものがないのでカップラーメンを食べる(いいのか?)

錠剤もきちんと飲み、シャワーを浴びてこの日は早めに就寝。
<この時21:00くらい>

尿管結石始末記2

■2009/02/02(月)~二日目
出勤せねばならぬが、腹痛が治まらず自宅待機を決める。
お昼頃になり少し痛みが引いていく。
これなら事務所に行かれるかも。車で出社してみた。
事務所に着いて、FAXでの質疑に回答などをして早々に退社。

~回想~
思い起こせば今より約10年前、同じ症状で苦しんだ事があった。
その時は夜中で、一晩中床を転げ廻り、気絶のような睡眠のような記憶が薄れた状態で朝を迎えた。
しかし朝になると痛みはなくなり、それ以来そのような衝撃的な痛みはなかった。
振り返ればその衝撃的な痛みは、今回の痛みとまったく同じであった。
その後痛みは何か慢性盲腸的な、右下腹部に鈍い・重い痛みをたまに感じる程度だったのだ。

さらに記憶を辿ると高3の時、盲腸のような症状で学校を早退し、医者へ行った。
その時は検査を行ない、同時に背骨付近(骨盤辺り)にとてつもなく痛い注射を2本も打たれ、
高3の男が泣き出すと言う珍しい現象を周囲に見せたのであった(遠い思い出が蘇る)
この時の痛みは、衝撃的な耐え切れない痛みと言うものではなく、右下腹部がキリキリと言う感じであった。
しかし検査の結果、盲腸ではなかった。

帰宅後、この日の夜は前日のような激痛はなく、なんとなく鈍い痛みがジンジンとするだけ。
あ、そーだ。昨日の選挙結果は?インターネットで調べると現職が当選。
ま、そんなもんだろな。

尿管結石始末記1

■2009/02/01(日)~発症初日
明け方7時頃の地震で目が覚める「あ、地震だ。でもまあ震度3ってとこかな」
でもまだ起きない。せっかくの日曜日。少し朝寝坊したいのだ。
外の天気はうららかな陽気のようだ。今日はどこにドライブに行こうかな?
そんな普通な日曜日の朝であった。

この日は某区長選挙。
早いうちに投票に行こうと思い、9:30頃朝食でパンを一かじり。
すると突然右下腹部が、「ドーーーンッ!」と言う音をたて(嘘)痛み出す。
「んがーーーっ!」思わず「くの字」になり、わき腹を押さえながら転げる。
な、なんなんだ、この痛みは……
こらえきれず、床を七転八倒のた打ち回る。とはこの事。
「いてぇー」「んがー」「むぐぉー」「#$%&!」言葉にならない叫び。
今食べた一欠けのパンがあたったのか?まさかね……
少し横になって様子を見ようとベッドへ。
しかし一向に痛みは引かない。
それどころか我慢の限界に達し、「もう救急車を呼ぼう」なんて事も頭の片隅に。
もしかして、昨日食べた何かがあたったのかもしれないと「正露丸」を飲んでみる。
<この時11:00くらい>

すると、どういうわけか20分ほどして痛みが引いた。
「はぁ~良かったあ」と、朝の食べ残しのパンを食べる(バカ)
その後少し様子をみようと、小1時間くらいジッとしてみる。
するとまたしても「グゥアーーーン!」と右下腹部が音を立てる(実際に音はしない)
「んがーーーっ!」「ふぎぃーーーっ!」と、のた打ち回る。
もう今日は選挙なんか行ってる場合じゃない。おとなしく横になってよう。
しかし痛みはなかなか引かない。
あまりの痛みに時々失神。しかしまた痛みで飛び起きる。の繰り返し。
さっき正露丸を飲んだら痛みが引いたからもう一回飲んでみよう。と再飲。
<この時17:00くらい>

すると不思議なくらいに痛みが引いていく。
なんかやっぱりパンをかじったのが原因か?と考えにくい結論をだす。
もう夕方だし、選挙はもういいや(しつこい)
夕飯を食べる気も起きず、シャワーを浴びる。
この時点ではなんとなく鈍い痛みがまだあるけど、耐えられないほどではない。
20:00からNHKの大河ドラマ「天地人」を見ながら「今日は早めに寝ちゃおう」と考え、
21:00にはベッドへ。
この夜は、時々激しい痛みと記憶が薄れるのを交互に使い分け?長い夜が終わる。

経過報告

病院へ行ってきましたトクナガです。

検査結果は、結石はまだある。

位置は徐々に下がってきているとの事。

なので入院&手術は見送られ、このまま様子を見ることとなりました。

あの激痛はなくなりましたが、画像的にもまだ石がありますので、少し食事・アルコールは制限しないとなりませんね。また結石ができるかもしれないですからね。

ご心配頂いた方々には、心より御礼申し上げます。

 

これまでこの症状を発した日から書いておりました、日記のようなものをアップしていく事とします。

笑い話と思って読んでくださいませ(本人は笑えませんが…)

仕事復帰も近いトクナガより。

延期

病院帰りのトクナガです。

入院ですが、一週間延期となりました。

CTスキャンが来週になり、その結果を見てからとの事。

喜んでいいのか、、、???

また恐怖の一週間が続きます。

どんどん痩せていく気がするトクナガでした。

入院

自宅療養中のトクナガです。

明日(2/12)、入院となりました。

早く治療し、復帰したいなあ~

ではまた治りましたら。

ご報告

病院通いのトクナガです。

診断の結果、『尿管結石』でした。来週再検査し、入院&手術になる運びです。

またお会い出来る日までしばしの間お別れです。

腹痛が治まっている間にトクナガより。

激痛

昨日から腹痛に襲われているトクナガです。

腸閉塞(なったことないけど)のような、右腹部をギュ~っとつままれたような痛さ。

盲腸の痛さとはちょいと違う。(だと思う)

昨日は一日中転げまわって、時々失神してました。

のた打ち回るって言う感じかな。

今朝は少し治まってましたが、なんだか痛みの前触れのような感覚が……

様子見てから出社しました。

初めて車で出社してみました。

慣れないせいで、車中にケータイ忘れた。。。

まあケータイはどうって事ないでしょ。

結局痛みの原因は、盲腸(虫垂炎)だったりして……

今日も同じ症状が出たら、明日病院に行こう。

駐車場代が気になるトクナガがお送りしました。

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